失業保険・雇用保険トコトン活用術
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失業保険をもらえるかチェックしてみましょう


失業したときにもらえる給付を、一般被保険者の場合、「基本手当」
高年齢継続被保険者の場合は、「高年齢求職者給付」といいます。

一般被保険者、高年齢継続被保険者についてはコチラ

これらを受給するには、次の要件を満たしていなければなりません。

平成19年10月改正されました

@ 原則として、離職日以前の2年間に賃金支払いの基礎となった日数(時給や日給の場合は出勤日数、月給の場合は暦日数)が11日以上ある日が通算して12か月以上あること

ただし、倒産・解雇等による離職の場合 離職日以前1年間に6か月以上

A 就職しようとする意思といつでも就職することができる能力(健康状態や環境など)があり、就職するために努力しているにもかかわらず就職できない状況であること

@の要件についてもう少し詳しく・・・

普通に勤務している状態が12か月あれば、クリアできていると思われます。

例外として、離職日以前1年間に、出産、疾病、会社の休業などで、
30日以上賃金を受けることができなかった場合はその日数を1年間に加えた期間で判断されます。

パートなど短時間労働被保険者の場合は、賃金支払いの基礎となった日数が11日以上ある月が12か月以上あることが必要要件となります。
短時間労働被保険者についてはコチラ
↑平成19年10月の改正により、短時間被保険者とい区分はなくなり、すべての被保険者が上記@の要件を満たしていることが必要となります。


Aの要件についてもう少し詳しく・・・

働きたいが仕事が見つからないということが大前提ですので、専業主婦になるべく結婚退職した場合は失業給付をもらえる対象にはなりません。


お役立ち豆知識
前職と期間を通算することができます。

今回辞める会社の在職期間が12か月未満であっても、前に勤めていた会社(ただし、前の会社の離職日が新たな被保険者となった日前1年以内のもの)があって、その会社を辞めたときに失業給付をもらっていなかったら、前の被保険者期間を今回の期間に通算することができます。

通算して12か月以上あれば、前述の要件@をクリアです。
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